2 月
11
2009
0

結構普通に使えるかも「Browser」

標準搭載アプリの紹介第二弾はブラウザーアプリであるBrowserです。

Browser

Androidに標準搭載されているブラウザは、WebKitというオープンソースのブラウザをAndroid用にチューニングしたものらしいです。

WebKitと言えばアップルが開発・公開したものなので当然Safariにも使われているし、Adobe AIRランタイム内のHTMLエンジンやDreamweaver CS4のライブプレビュー機能、Googleが開発したマルチプロセスブラウザである「Chrome」にも使われるなど、HTMLエンジンとして考えると一大勢力になってきています。

GoogleによればAndroidに搭載されているブラウザは「Chrome Lite」という扱いらしく、現時点ではどの程度PC版Chromeの技術が流用されているのかわかりませんが、将来的にはJavaScriptエンジンを中心にチューニングが進んでくるものと思われます。

HTMLのレンダリング性能は、上記スクリーンショットを参照すれば、おおよそは理解できるのではないでしょうか。上記は縮小機能をつかっていますので、多少文字やディティールが失われていますが、動作そのものは快適です。デフォルトではもっとズームインしていますので、可読性も問題ありません。Androidあぷぷの場合は背景画像が大きく重いので、スクロール中に一瞬ズレる程度です。まぁ、おおよそはSafariやChromeで見れていれば、Androidでも同様に見れるという程度だと思います。

CSSやJavaスクリプトなどにも対応しているので、Ajax系にもある程度対応できています。(実験量が少ないので、一部動くものもある、という程度です)

Googleのサービスは、機種振り分けにきちんと対応しているらしく、AndroidのブラウザからGmailやgoogleカレンダーなどにアクセスすると、専用画面が表示されるようです。

ざっくり特徴を列記すると、

  • Flashプレイヤーはまだ動かない(開発中らしい。YoutubeだけはYoutubeアプリに連動)
  • Javaアプレットはまだ動かない(楽天証券のチャートで確認。たまーに使ってるサイトありますよね)
  • Windowsではないので当然ActiveXは動かない(最近あまり見ないですが)
  • ファイルのアップロードは出来ない(inputタグのtype属性がfileになっている場合「upload disabled」と表示される)
  • 入力されたIDやパスワードの(というかinputボックスの)管理機能が付いている
  • HTTPS(SSL)対応
  • クッキー対応
  • CSS対応
  • タブ対応(といってもタブで切り替えじゃなくてウィンドウ切り替えのイメージ)
  • HTMLに貼られている画像をファイルとして保存することが出来る
  • HTMLからリンクされているファイルを保存することが出来る
  • HTMLからリンクされているandroid用アプリ(apkファイル)をダウンロードしてインストールすることが出来る
  • たまーにリンクをクリックしても反応がないときがある
  • ガラパゴスケータイでの機種固有番号(UID)のようなものは、標準アプリでは送信しない(自分で作れば可能かも)
  • User Agentは「Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 1.0; en-us; dream) AppleWebKit/525.10+ (KHTML, like Gecko) Version/3.0.4 Mobile Safari/523.12.2」みたいな感じ

といった感じでしょうか。

やはり大きいのはFlashとアップロード不可の条件ですね。Flashは対応中とのことですが、なんでファイルはアップロードできないんでしょう? ちゃんとファイルシステムも持ってるのに・・・

ネットバンキング(特にモバイルバンキング扱いしかないところ)では、ガラパゴスケータイの置き換えとしてAndroidを使うには、多少時間が必要かも知れませんね。

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1 月
12
2009
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言わずと知れたGmailクライアント「Gmail」

基本的にこのandroidあぷぷは、(入手性およびセキュリティの面から)Android Marketに掲載されているアプリだけを対象にしているのですが、みんながandroid端末を持っていない今だからこそ、androidに標準搭載されているアプリも紹介しておいた方が、魅力が伝わるのでは?と思ったので、隙を見て標準アプリも紹介しますね。

実はandroidに標準搭載されているアプリの内、googleのサービスと連動するアプリはクローズドソースなのですが、さすがgoogle携帯と揶揄されるだけあってかなり強力です。今回はGmailクライアントである「Gmail」を紹介します。

android端末は、初回起動時にgoogleアカウントを入力することでアクティベーションを行うのですが、そのときのアカウントを利用してGmailサービスにログインしているようで、(既にGmailを利用しているならば)アクティベーション後に直接Gmailアプリを開くだけで利用準備が整います。

Gmail inbox

※いつもの如く、自分のメールボックスを晒しますが、個人を特定できる部分は塗りつぶしてあります。

上の画面はいわゆる受信トレイです。勢いよくスクロールさせると、そのまま慣性に従いスクロールを続けます。未読メールは背景がちょっと白っぽくなるあたりも、Gmailと同じです。スター(画面は全てスターが付いていませんが・・・)やラベル(「水色バックの北海道開発オフ」)も表示されています。画面は英語表記ですが、日本で発売するときはローカライズされるんでしょうね。

メール受信はプッシュ型(一般的なガラパゴスケータイで採用)ではなく、プル型(PCのようにこちらからメールを確認しないと届かない)のですが、androidらしくバックグラウンドで定期的にチェックしてくれるので、遅延はあまり気にならないです。(まぁこのへんはiPhoneと同じかも)。

テストでケータイからandroidへメールを送ってみると、1分ぐらいで届きました。まぁ、もちろんタイミングによるでしょうけど。

Gmail show mail

こちらは、受信メールを開いて、メニューを表示したときの画面です。

普通のGmailのようにほとんどの機能が使えるので、メールを読む分には申し分ないです。

今は日本語入力環境が弱いので、あまりandroidからメールを書いたとはないですが、英文であればこちらも申し分ない完成度です。不満があるとすれば、添付ファイルは画像しか添付できない点ぐらいでしょうか。SDカードの内容も添付できればよかったかも。

一方、問題点や改良すべき点も見受けられます。

  • 複数のGmailアカウントを持っていても、それぞれを切り替えることが出来ない(最近だとGoogleAppの影響で、個人と会社用のアカウントが両方Gmailという状況も増えていると思うのですが・・・)
  • Gmailアカウントとの紐付けが強力であるが故に、ガラパゴスケータイのように、簡単に自分のメルアドを変更できない
  • 「Gmailのすべての機能をandroid端末で利用できる」というわけではない。現状では、あくまで「PCで主に利用しているGmailをなるべく簡単にandroid端末で利用する」というスタンスで設計されているようです。

先にも述べたように、これらのgoogleと密接なandroidアプリは、コア部分がクローズドソースとなっているため、あまりオープンソースの利点を利用した改善は進まない気がします。

バグや挙動がおかしくなることは無いので、完成度は高いように思えますが、PCを持ってないユーザには出来ないことも多く、ガラパゴスユーザを受け入れるには、もう一歩と言ったところでしょうか。

個人的にはコア部分のAPIについても、もうちょっとオープンにしてくれた方が、いろんなマッシュアップが出てくる気がするのですが・・・

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