標準搭載アプリの紹介第二弾はブラウザーアプリであるBrowserです。

Androidに標準搭載されているブラウザは、WebKitというオープンソースのブラウザをAndroid用にチューニングしたものらしいです。
WebKitと言えばアップルが開発・公開したものなので当然Safariにも使われているし、Adobe AIRランタイム内のHTMLエンジンやDreamweaver CS4のライブプレビュー機能、Googleが開発したマルチプロセスブラウザである「Chrome」にも使われるなど、HTMLエンジンとして考えると一大勢力になってきています。
GoogleによればAndroidに搭載されているブラウザは「Chrome Lite」という扱いらしく、現時点ではどの程度PC版Chromeの技術が流用されているのかわかりませんが、将来的にはJavaScriptエンジンを中心にチューニングが進んでくるものと思われます。
HTMLのレンダリング性能は、上記スクリーンショットを参照すれば、おおよそは理解できるのではないでしょうか。上記は縮小機能をつかっていますので、多少文字やディティールが失われていますが、動作そのものは快適です。デフォルトではもっとズームインしていますので、可読性も問題ありません。Androidあぷぷの場合は背景画像が大きく重いので、スクロール中に一瞬ズレる程度です。まぁ、おおよそはSafariやChromeで見れていれば、Androidでも同様に見れるという程度だと思います。
CSSやJavaスクリプトなどにも対応しているので、Ajax系にもある程度対応できています。(実験量が少ないので、一部動くものもある、という程度です)
Googleのサービスは、機種振り分けにきちんと対応しているらしく、AndroidのブラウザからGmailやgoogleカレンダーなどにアクセスすると、専用画面が表示されるようです。
ざっくり特徴を列記すると、
- Flashプレイヤーはまだ動かない(開発中らしい。YoutubeだけはYoutubeアプリに連動)
- Javaアプレットはまだ動かない(楽天証券のチャートで確認。たまーに使ってるサイトありますよね)
- Windowsではないので当然ActiveXは動かない(最近あまり見ないですが)
- ファイルのアップロードは出来ない(inputタグのtype属性がfileになっている場合「upload disabled」と表示される)
- 入力されたIDやパスワードの(というかinputボックスの)管理機能が付いている
- HTTPS(SSL)対応
- クッキー対応
- CSS対応
- タブ対応(といってもタブで切り替えじゃなくてウィンドウ切り替えのイメージ)
- HTMLに貼られている画像をファイルとして保存することが出来る
- HTMLからリンクされているファイルを保存することが出来る
- HTMLからリンクされているandroid用アプリ(apkファイル)をダウンロードしてインストールすることが出来る
- たまーにリンクをクリックしても反応がないときがある
- ガラパゴスケータイでの機種固有番号(UID)のようなものは、標準アプリでは送信しない(自分で作れば可能かも)
- User Agentは「Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 1.0; en-us; dream) AppleWebKit/525.10+ (KHTML, like Gecko) Version/3.0.4 Mobile Safari/523.12.2」みたいな感じ
といった感じでしょうか。
やはり大きいのはFlashとアップロード不可の条件ですね。Flashは対応中とのことですが、なんでファイルはアップロードできないんでしょう? ちゃんとファイルシステムも持ってるのに・・・
ネットバンキング(特にモバイルバンキング扱いしかないところ)では、ガラパゴスケータイの置き換えとしてAndroidを使うには、多少時間が必要かも知れませんね。







