5 月
06
2009
0

印刷データを上手く電子化「NYC Subway Map」

GISなどの地理情報を扱うシステムを作るには、初期・運用コスト共にかなり高額のものになってしまいます。インフラが整って無くて人力作業が多いのがその主な原因です。その高コストを払っても、得られるメリットが限定的ですしね。一方、地理情報とまでは行かなくても、紙媒体としてまとめられている情報(地図など)は無数にあります。紙媒体と言ってもその元になるデータは電子データであることが多いので、紙と同じ事が出来ればいいのであれば、システムを作るためのコストは劇的に下がります。問題はどうやって見せて、どうやって使うのかという点ですが、このアプリは一つの解かもしれません。

って時にオススメなアプリを紹介します。

NYCSubwayMap_icon.jpg

試してみたのはVer 1.1です。

NYCSubwayMap.jpg

このアプリは、ニューヨークの地下鉄マップ表示アプリです。

初回起動時にニューヨークの地下鉄地図をスキャンしたもの(固定レイアウトの紙ベースの地図)をSDカードにダウンロードし、タップすることで拡大縮小、フリップすることでスクロールする機能を備えています。

地理情報と連動などはしていないようで、あくまで拡大機能付きビューワーといったところです。最近よく見るようになったWebチラシみたいな感じですね。スキャン元データは同じであるものの、ズームレベルにより表示に使われる画像データは別のものを用意しているようなので、文字が潰れて読めないと言ったこともありません。

また、メニューから路線を選択すると、路線毎の詳細Webページを表示することもできます。

あくまで「地理情報や運行状況とはリンクしない」という前提ならば、このソリューションは結構有効なんじゃないかと思います。大抵の印刷媒体はその元となる電子データを持っているでしょうから、アプリは同じで画像データだけ差し替えてしまえば、いろんなデータを表示することが出来ます。初期・運用コストもほとんどかかりません。紙媒体と違って、データのアップデートも可能ですね。

それこそ、チラシの表示に良いかも。

地方都市の地下鉄とかバスの運行図なんかも、この手法で簡易電子化するだけでずっと使いやすくなるんじゃないかな。行政主導でどんどん進めて欲しいです。(もしくはデータをCCライセンス化したら誰かがやるだろう)

世界の評価はこちら。

AndroidStats - NYC Subway Map

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4 月
05
2009
0

現在地を正確に知りたいときは「GPS status」

GPSってあるでしょ? あの自分の位置の緯度経度がわかるやつ。あれってなんで自分の位置が解るのかね? 複数の衛星から電波を受信できた方が精度が上がるらしいけど、それは何で? 各衛星間を三角測量を使って計るとしても、動いている衛星の位置を高精度で把握できるもんなの? 測量用のGPS受信機だと1時間連続受信して解析処理する事で数mmの誤差で計測できるみたいなんだけど、これと同じ事って端末に内蔵された受信機で応用できないの? 緯度経度の誤差が1mに収まるならば、標高の誤差も1mに収まるもんなの? そもそも、GPS受信機ってどこに内蔵されてるの? 表面に出しておいた方が精度よくなるとかないの? まーこんな感じでかなりブラックボックスだよな、GPSって。まぁエンジニアが考えれば良い事なのかもしれないけど。

って時にオススメのアプリを紹介します。

GPSstatus_icon.jpg

試してみたのはVer 1.5.0です。

GPSstatus.jpg

このアプリは、GPS衛星の受信状況チェッカーです。

このアプリを立ち上げると、現在地に関する情報と方位が表示され、そこに受信可能なGPS衛星の位置とそのシグナルの強さがオーバラップされます。何番衛星がどっち方向に見える、というのが表示されるんですね。

正確な位置を知りたいのに、どうも精度が出ないというときに使うと良いかも。受信状況がいい位置や方向を探したりね。

でも、冒頭にも書いたように、GPSってその仕組みが理解できてないこともあって、疑問だらけなんですよね。このアプリの挙動にしても、何番衛星がどの位置にあるなんて、どうやって把握しているんだろう。やっぱり、理屈で解ってる人は強いな。

APIを叩けば実用になるデータが得られるのがGPS系APIの強みではあるのですが、原理と応用が出来るほどの知識があれば、発想の視点が広がるのかなぁと思いましたです。

世界の評価はこちら。

AndroidStats - GPS status

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3 月
14
2009
0

期待の新インターフェイス「Wikitude」

ARToolKitってスゲーよな。SekaiCameraってスゲーよな。こういうのってもっと多くの応用があると思うし、これの進化形が攻殻機動隊電脳コイルだって言われても、あぁ確かにそうかもなーと思うだけの魅力があるよな。でも、実用にはまだまだ時間掛かりそう・・・

って方にオススメなアプリを紹介します。

Wikitude_icon.jpg

試してみたのはVer 5.11です。

Wikitude.jpg

このアプリは・・・旅行ガイドでしょうか?

基本的にWikiPediaの各ページをサーバからスキャンしておき、緯度経度が記載されている情報を効果的に表示するためのアプリです。このアプリは2モードあるのですが、マップビューの場合は一般的なGoogleMapにマーカーが載っているような感じ、もう一つのカムビューが緯度経度・カメラの向きを元に、カメラプレビュー画像に対象のアイコンをオーパラップさせるように表示するもの(上記スクリーンショット)です。

SekaiCameraとはちょっと違う方向ではあるものの、こういったものが既に実用段階に入っているのを見ると結構感動的です。

実際に操作してみれば解るのですが、カムビューは今までになかったインターフェイスであり、操作してみるだけで結構楽しめるものです。現状、ちょっと方位センサーとの連動がうまくいかなくて、カメラが向いている方位と、オブジェクトがマッピングされている方向がずれることもあるのですが、おそらく今後のAndroid端末では解消されていくものと思われます。(感覚的にはハードが原因かと思う)

個人的には、Android+ARの分野がとても気になっているので、簡単にこれらを構築できるようなフレームワークを作ろうかなと思っています。

世界の反応はこちら。

AndroidStats - Wikitude — AR Travel Guide

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