GISなどの地理情報を扱うシステムを作るには、初期・運用コスト共にかなり高額のものになってしまいます。インフラが整って無くて人力作業が多いのがその主な原因です。その高コストを払っても、得られるメリットが限定的ですしね。一方、地理情報とまでは行かなくても、紙媒体としてまとめられている情報(地図など)は無数にあります。紙媒体と言ってもその元になるデータは電子データであることが多いので、紙と同じ事が出来ればいいのであれば、システムを作るためのコストは劇的に下がります。問題はどうやって見せて、どうやって使うのかという点ですが、このアプリは一つの解かもしれません。
って時にオススメなアプリを紹介します。
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試してみたのはVer 1.1です。

このアプリは、ニューヨークの地下鉄マップ表示アプリです。
初回起動時にニューヨークの地下鉄地図をスキャンしたもの(固定レイアウトの紙ベースの地図)をSDカードにダウンロードし、タップすることで拡大縮小、フリップすることでスクロールする機能を備えています。
地理情報と連動などはしていないようで、あくまで拡大機能付きビューワーといったところです。最近よく見るようになったWebチラシみたいな感じですね。スキャン元データは同じであるものの、ズームレベルにより表示に使われる画像データは別のものを用意しているようなので、文字が潰れて読めないと言ったこともありません。
また、メニューから路線を選択すると、路線毎の詳細Webページを表示することもできます。
あくまで「地理情報や運行状況とはリンクしない」という前提ならば、このソリューションは結構有効なんじゃないかと思います。大抵の印刷媒体はその元となる電子データを持っているでしょうから、アプリは同じで画像データだけ差し替えてしまえば、いろんなデータを表示することが出来ます。初期・運用コストもほとんどかかりません。紙媒体と違って、データのアップデートも可能ですね。
それこそ、チラシの表示に良いかも。
地方都市の地下鉄とかバスの運行図なんかも、この手法で簡易電子化するだけでずっと使いやすくなるんじゃないかな。行政主導でどんどん進めて欲しいです。(もしくはデータをCCライセンス化したら誰かがやるだろう)
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