4 月
26
2009

書評「初めてのGoogle Androidプログラミング」

今回は初めてのGoogle Androidプログラミングを読んでみました。


“初めてのGoogle Androidプログラミング サンプルで学ぶ必須作法と基本手順” (ジェローム・ディマジオ)

概要

  • 系統…狩猟系と農耕系のどっちって言われたら、狩猟系?
  • 著者は…ジェローム・ディマジオさん。安生さん監修。
  • ページ数は…293ページ
  • 価格は…3000円+税
  • 発売日は…2009年2月16日
  • 対応SDKは…Android SDK 1.0。ただし1.1でも動くみたい。

目次

  • 1章 Androidとは (歴史とかOHAとか)
  • 2章 Eclipseのダウンロードとインストール (普通にセットアップ)
  • 3章 Android SDKのダウンロードとインストール  (これも普通にセットアップ)
  • 4章 Android SDKについて (SDK付属物の機能とか使い方をさらっと)
  • 5章 Hello World!アプリケーション (ファイル構成など基本的な仕組みの解説)
  • 6章 コマンドラインツールとAndroidエミュレータの利用 (実務的なツールを深掘り)
  • 7章 IntentとPhone Dialer (Intentの説明)
  • 8章 リスト、メニュー、その他のView (ウィジットなどの説明)
  • 9章 携帯電話のGPS機能の利用 (位置情報系の使い方)
  • 10章 友人検索アプリケーション (位置情報を使ったサンプルアプリ)
  • 11章 リファレンス (エミュレータやデバッガの詳細)

実際どうよ?

  • 基本的にはJavaの文法や考え方を理解していることが前提。でもまぁ教科書をさらっと読んでおけばなんとかなるレベル。
  • サンプルソース多め。
  • 全体の1/3はインストール関係の説明。まぁ、ちゃんと解説している資料が少ないので貴重かも。
  • 7章でAndroidの特徴であるIntentの説明にページ数を割いており、わかりやすい。
  • 逆にIntentFilterについての説明が少ないので、この説明じゃあ誤解しちゃう人が居るかも。
  • 全体的にリファレンス色が強い印象を受けるが、8章のCheckBox / EditText / Radio Groupのサンプルコードは、サンプルの意味を成してないと思う。やっつけ感漂う。メニューに関するコードも同じ内容のモノが何度も掲載されており、ページの無駄。原書がこうだったのかな?
  • 9章はGPS / Mapsの考え方から、GPSシュミレータの使い方、実務的な解説まで一通り詳しく書いてあり、わかりやすい。
  • 全体的に、Intentを使って電話をかけたり、GPSやGoogleMapsアプリを作ったりと、Androidっぽい事を題材にしているので、興味を持ちやすそう。
  • 一方、扱ってなかったり(Serviceとかセンサーとかレイアウトとかセキュリティモデルとか)、説明が少ないトピックがある(SQLiteとかContentProviderとか)があるので、別途リファレンスは必要かも。
  • 章ごとに「エキスパートへの質問」というコラムがあるが、これはGoogle公認API Expert(Android)である安生さんが追加したものではなく、原著者のジェロームさんが書いたもの、かも。(紛らわしい)
  • やっぱりAndroid 1.5では動かなくなるかも。特にインストール関係はページを割いている分残念。

どんな人にオススメ?

  • JavaができてAndroidの基本的な考え方は理解できているので、Androidっぽいアプリを作りたいと思っている人
  • ネットに転がっている動かないサンプルに飽き飽きしている人

気になった方はチェックしてみてください。

初めてのGoogle Androidプログラミング

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